SPITZ JAMBOREE TOUR 2019-2020“MIKKE”@武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ 2日目レポ

表題の通り。

レポです。

席は4F田村側サイドの一番後ろ。また最後列を引いてしまった…逆に神では?

と思いながら。

そもそも「飛田給、遠いわ」という理由だけでチケットとってなかったんです。

でも、11月最終週になぜか再販になってたら…買っちゃうじゃないですか。そこにチケットがあるなら。(登山家じゃあないんだから)

ということで行ってまいりました。がっつりネタバレでございやす~

 

 

 

 

1.セットリスト


1. 見っけ
2. はぐれ狼
3. エスカルゴ
4. けもの道
5. 小さな生き物
6. 遥か
7. 快速
8. 放浪カモメはどこまで
9. ミーコとギター
10. ラジオデイズ
11. 優しいあの子
12.ヒビスクス
13.僕のギター
14.まがった僕のしっぽ 
15.青い車
16.YM71D
17.ロビンソン
18.ありがとさん
19.楓
20.渚
21.8823
22.俺のすべて
23.春の歌

EN1.醒めない
EN2.桃
EN3.ヤマブキ


2.服装


マサムネ様→黒白のチェックシャツ
テツヤ→黒のチュニックシャツ?(背中に地球かいてあるそうだが見えず)
田村→白シャツに黒ジャケット
﨑ちゃん→黒Tシャツに白ベスト
(みんな黒パンツ)

3.MC


マ「ここ会場名何だっけ…」
テ「味の素スタジアム!(大嘘)」
マ「入場の時に席がわかるって、前の人たちはもう運使い切ったねぇ。後ろのほうの人ーおーい!右の人…向かって右だから…左!左元気ー?
上の後ろのほう~えー…右の上!あと後ろ!自分はどこに属しているかわからない人!いえーい!そしてお立ち台つくってもらいました」
テ「曲中に使ってほしいね。田村がここに乗っかるとマサムネ見えなくなるからね!」


マ「最近はアルバムを3年ごとに出しているのでTVもそれぐらいで出てるんですけど、SONGSとMステにでまして。
3年前のMステは面白くてね…歌いだし間違えちゃって。今回はそんな面白いことなくて。なんかトークのネタにできることすればよかったのかな、突然話すとか」
テ「それができたらしゃべり得意な人じゃん」
マ「それ以来歌いだそうとすると何か起きる夢を見てしまう」
テ「大変だねぇ」
マ「歌詞が出てこない夢を見ることがおおくて、ライブやってる夢で、君が思い出になる前に、
の2番が思い出せなくてね……メンバーも知らな聞いたんだけど分からないっていわれてどうしよう?!どうしよう!ってなって最前列の人に
「すみません、2番の歌詞なんですか?」って。…わかんないか~…それでね、喧嘩ばかりしてた、に繋がる歌詞だ!えーっと……
「好きなおかずを取り合いながら喧嘩ばかりしてた……」
いや違う、とか。起きても思い出せなくてサブスクリプションで聞きました(照)」

マ「前、最前列で一緒に歌っている人がいて、その人に合わせて歌ったら間違えた。歌って「あれ?なんか違う」ってなったらその人も「アレ???」って」
テ「そこは気づいたんだ」
マ「うん」

<田村>
マ「つるっとメンバー紹介を」
田「最初の5曲目までですごいテンション高くて汗かいたんだよね。でも途中のMCの間に汗ががサーっとひいて」
マ「おとといのほうが空調暑かったよね」
田「そこで騒げとかないから!俺の個人的な服装の問題だから。」
マ「今日ジャケットだったしね」
田「普段ジャケット着ないから」
マ「俺普段きるよ。背広でしょ?え?いま背広って言わない?」
田「気分はミッシェルのウエノだよ!」
マ「スカパラとか加山勇三さん尊敬するよね」
田「俺昔着たことあるよ!でもテンション上がるよね」
マ「うん。シャキッとする」
田「今日さぁ、その服装(チェックシャツ)に帽子にギターってカントリーボーイだよね。優しいあの子チックな」
マ「・・・あああ、なるほどね、新じゃがの収穫してる人みたいなね」
田「草野が歌詞が出てこないって話から妄想広がって、優しいあの子のセットの時にウシがだーっとでてきたら」
マ「あ、演出的な。みんなオーバーオールとか?」
田「オーバーオールwwwwww」
マ「いや受けてるのキミだけだからね(ピシャッツ)」
田「みんなここのトークにちゃんとしたの求めてないでしょ」
マ「ちゃんとできるならちゃんとしたほうがいい。できるんだったらしたほうがいい!ちゃんとしたトークってどういうの?」
田「台本書いてもらってその通りにする。でも俺らできないよ」
マ「演技すんの?!!・・・でもやれっていわれたらやるよ」
田「ところで今日スピッツのライブ初めてって人います?」
(結構な人数が挙手)
マ「うわぁ気合入るわこれぇ」(今更感)
田「俺、ライブ中ふらふらするから。うわうぜぇとか思うのかな。思われたぐらいのほうが盛り上がるんだよね。あまりにもそれを受け入れられると動かねー!って」
マ「昔高熱の時に電池切れえ仰向けに寝て弾いていたことあるよね。アマチュアの、ラママの会場で」
田「今日そうなるかも、魂抜けて。・・・また寒くなってきた」
マ「上着着れば?着たり脱いだり。」
田「いや自分のトークで寒くなっただけ…でも心の仲は暑いから!最後まで楽しんで!」

<クージー
ク「みなさまに置かれましてはご機嫌うるわしく…ちゃんとしたMCだからね、衣装はちなみに白黒だよ。でもテツヤは背中に地球をね。
ほんとは田村君に万歩計つけて、どれぐらい動いているかやってみたい」
マ「昔万歩計つけてたよ!意外とやった!」
ク「マサムネの場合は謎の腰の動きで稼ぐからね」
マ「今日のライブの歩数は・・・ってライブ終わりに張り出すのもいいかもね」

<﨑ちゃん>
﨑「万歩計つけてたね。たまごっちみたいな…育てるやつ。歩いてなかったら寝てる。俺もつけてライブやったらすごかった!ドラムのバスドラ踏むからね。」
マ「意外とカロリー消費しているよ」
﨑「レコーディングの時とか歩数稼ぐためにスタジオ歩いてたね。午前中何もない時はウォーキングしてる。最近は急に寒くなってきたから風邪に気を付けてくださいね」
マ「ここだけで会話してたから突然お客さんへ会話を」
﨑「これからも皆さんをあっためてやりたいと思います」

<テツヤ>
テ「トイレ行く時間あるからね~。夏のイベントとかで「え!ボーカル以外がしゃべってる!横でよくしゃべる人、誰?」って。ギターの三輪です。
U2を見に行ったんだけど、スタンディングで、帰りは生まれたちの子羊になりました。次の日、ライブやって、昨日は筋肉痛だった」
ねえお尻の頬っぺたっていうんだけど、めっちゃ凝ってて、肩も…って四十肩になるかと」
マ「俺らもう五十肩だよ!」
テ「52歳です。ライブで腕上げれない、ってなると春日みたいなポーズになっちゃうってこと?トゥース!ってなっちゃうね。
あ、椅子にチラシ置いてあるんだけど、スタッフにメンバーの似顔絵書いてもらって、1枚だけ置いたんだけど、見っけしてください。今年の運は今年に使ってね!」

<マサムネ>
マ「今回ご当地ソングを作りたいと思って作れなかった。なつぞらの優しいあの子が不採用だったら…と思ったらその歌詞をいじってできたかな?って」
飛田給駅まで送っていく~本当は反対方向だけど~…君と一緒にいるときだけは寂しくない~…帽子の君が揺れたマリーゴールド…」(※あいみょんマリーゴールドのサビにつなげ始める)
マ「このサビよくない?売れそう」
テ「いいね~明日配信しよ!」
マ「あと…(優しいあの子のサビ前を弾いてからの米津玄師のLemonのサビ)」
テ「今日冴えてるね~~~~~」
マ「…そんな感じの事考えてたんですけど!じゃあ…ライブに戻りますか」


マ「今日は幸せな空間をありがとうございました。一人が欠けても駄目だった。みんなのおかげです。
若い特にちょくちょくヒットした曲を、50歳ぐらいになったらそれを歌いながら営業してんのかな…って漠然と思ってたけど、新曲を聞いてもらってるのは幸せなバンドです。
これからも皆さんに変な曲、不思議な曲を聴かせたいので末永く付き合ってください。」


4.所感


今回のセットリストはバランスがいいな、と思った。
そしてスピッツのワンマンは2018年のゴースカ以来なので、通常のツアーと比較しようとすると2016年の醒めないになるのか…と時の流れに思考回路が一時停止しました。
※30/50は特別な位置づけなので、普段のアルバムツアーからはいったん除外

バランスの良さ、というのは何をもってよいとするのか…というところの定義からになって恐縮だが、
私の場合は「年代を問わず受け入れられる曲(アルバム曲含め)だと思っている。
ファンの中で「レア曲」と呼んでいるのは「曲としてとがっている故に、聞き手を選び、演奏される機会が少ない曲」である。
今回だとそのポジションは「ミーコとギター」ではないだろうか。
(そもそも、初期曲という段階で一定「スピッツ全部聞いている」が前提になるので、喜ぶのが熱心なファン、という話でもあるが)


マサムネ様がおっしゃっていた
「若い特にちょくちょくヒットした曲を、50歳ぐらいになったらそれを歌いながら営業してんのかな…って漠然と思ってたけど、新曲を聞いてもらってるのは幸せなバンドです。
これからも皆さんに変な曲、不思議な曲を聴かせたいので末永く付き合ってください。」
という言葉にしみじみ、愛を感じた。ファンへ、というよりメンバーとか、曲とか、自分自身の今までについて。
彼らは「LOFTでワンマンを成功させてからは一種の余生」と昔は言っていたのだ。
でも、やっぱり続けたい、ミュージシャンとして、バンドのキャリアを積みたい、バンドでないと…と言い続けて、今のポジションにいる。
時たま、「20歳のメンバーがもしいたら、彼らはなんて声をかけるのかな」なんてキャリアめいたことを考えてしまう。

本人たちは普通のMCってどんなの?って言うけど、私はゆるっとしたMCをやっているのに、不意打ちでまじめな話をされるのが弱くて、
とはいえずっとまじめな話なんて息が詰まってしまうから、スピッツにはこれぐらい緩いMCを続けてほしいな、と思っている。
……が、年々話が長くなってオチも見えなければ途中で変なほうにいってしまうのも、これはもう「おじさん」だから仕方がないんだろうな、
とフフ、と笑っていつも聞いている。この15年で一番変わったのはMCの緩さの加速ではないだろうか。

明日はどの曲が変わってくるのか。(※これを書いていたのは当日の深夜2時だった)
そしてMCはどうなるのか。

「今年の運は今年の内に使い切ろう!」なんてテツヤはいったけれど、
チケットがある段階で運を使っとるんやで。。。と突っ込みを入れたくなりました。
そしてメンバー紹介はフルネーム呼びないので、知りたい人はWikiを見てくれ!!のスタイルなんだよな…と冷静につっこんでいます。


それでは。また明日。